今回の衆院選で最も惨敗したのはマスメディア
こんにちは。火力不足です。
衆院選が行われ、自公合わせて3分の2以上の議席を獲得並びに自民のみで過半数という結果になりました。離島など一部の地域では台風の影響で開票が遅れていますが、大勢には影響がないでしょう。始まる前は正直希望の党という絶望がありましたが、終わってみれば杞憂でした。
2週間前までは隆盛を誇っていた希望の党も、野望と絶望が露見した結果何とも言い難い結果で終わりました。その分立憲民主党が伸ばしてきたのはそれはそれであまり喜ばしいことではありませんがね。
ただし、今回の選挙で最も惨敗したのは希望の党でも立憲民主党でもありません。もっと明確にノーを突きつけられたものがあります。それはNHK・朝日新聞などのマスメディアです。
本日は、惨敗理由について記述することを目的とします。
目次
・森友・加計問題と心中
・時間の無駄遣い
・大和川氾濫への愚策
・まとめ
・森友・加計問題と心中
まず第一に、選挙の結果として自民党が選ばれました。有権者の意志が実際のところ積極的か消極的かはともかく、よくマスメディアの皆様が語る民主主義の結果選ばれたわけです。
思えば今回の選挙で民主主義の結果自民党を否定するために、様々な手を使っておりましたね。党首討論での記者の無礼な振る舞い、海外から高く評価されている場面を一切報道しない権利の濫用、やけに低姿勢な北朝鮮との対話の強調並びに森友・加計のどうでもいい追及、小池旋風の演出など、あらゆる手を使って印象操作をしに来ていたと思っております。選挙期間に入ってからも公職選挙法違反まがいの過度な陥れに、「自民の大勝が予想されるのでバランスを取ろう」といった善意に見せかける手法までやっていました。一方で立憲民主党が一見民主党であり名前以外何一つ変わっていないことや、共産党の志位委員長が北朝鮮と対話するための方法論を全く持っていないという体たらくなどについては全く指摘しておりませんでしたね。
マスメディアが大きな影響を与えているのであれば、正直自民大敗と安倍内閣退陣もあり得るレベルの印象操作だったと断じます。それにも関わらず、結局は自民党の大勝に終わりました。責任という言葉は好きではありませんが、あれだけ好き勝手に報道した責任は問いたいものですね。
そして、これだけ自民党が圧勝してもなお、昨日の今日で森友・加計の疑惑が云々、誠意が足りないだの国民の目線が不足しているだの審判を受けるべきだのとほざいているのがNHK・朝日新聞・毎日新聞といったマスメディアです。逆に問えば、それ以外尋ねることはないのでしょうか?アベノミクスもただ無意味と報じるだけでなく、○○という策は長期的には良くないとか、○○は意味があるとか、そういった素人ができない議論を建設的にできるからこそプロであり、金銭報酬が発生するわけです。
このままどうでもいい問題を騒いで棄てられて欲しいですね。今回のやり方はあまりにも醜すぎました。怨念じみた印象操作と心中したというのが個人的にはしっくりきます。
・時間の無駄遣い
また、森友・加計問題など北朝鮮のミサイル問題の前ではどうでもよい問題です。命や戦争が関わる問題に対し、戦争はだめだとか平和が大切だとか9条が日本を守るとかいうのははっきりいって思考停止でしょう。対話を訴えるのも尤もですが、方法の提示されない対話など理想論であり、それが空想であったことは先日共産党の頭が見事に証明しています。無駄なことをわめく層のせいで、限られた時間が奪われるわけです。経済・外交・憲法改正に少子高齢対策・女性の社会進出など進めるためにちゃんとした議論を重ねてほしいことはごまんとあります。解決した問題、説明の済んだ問題を蒸し返すことはそういった他に大切なことを話すための時間を奪う害悪行為です。明確に邪魔をしたいという意志を持ってやる行為ですね。それを咎めるどころか積極的に広めるマスメディアも確信犯かつ同罪ですね。
・大和川氾濫への愚策
そして、メディアへの信頼をさらに決定的に低下させたのが、昨日の台風で起こった大和川氾濫に対する対応の遅さでしょう。超大型台風の接近があったことで、どこかの川でこうした事態が起こる可能性はありました。しかしながら、実際に起こったにもかかわらずNHKをはじめとしたテレビの対応は遅れ、結局twitterによる拡散の方が役に立ったのではないでしょうか。勿論、実際の効力はわかりませんし、twitterの拡散でどれほどの人命が救われたのかはわかりません。検証しようがないですからね。ただ、今回の主要メディアの対応は、何日も前から数字をとるために準備してきた「選挙」に拘泥し、人命を蔑ろに扱ったと思われても仕方ないでしょう。事前に準備してきたものを披露したいのはわかりますし、数字も大切でしょう。ただ、台風の被害に遭われている方を真っ先に心配した自民党の姿勢と、マスメディア上で映っていた方の笑顔のコントラストは悲しいほど映えていましたね。新聞でもものの見事に選挙一色でした。
これだけ不信感を募らせるような物事を短期間で積み重ねられるのはただただ呆れるばかりです。
・まとめ
いずれネットも腐敗しきってノーが突きつけられる日は来るでしょう。ただ、それは今ではありませんし、少なくとも今は日本を代表するマスメディアよりもネット上の情報を裏を取りながら照合するほうが明らかに信頼できます。マスメディアについては、情報も恣意的で、時には害のある演出さえも行い、災害時にも役に立たないと来れば、需要があるほうが不思議なものです。
そろそろ傲慢さとともに消えるべき時が来たと思います。調査の質・情報の提供が単純に役に立たないのですから。マスメディアが民主主義で否定されたら中の人はどういう顔をするのでしょうか。それは民主主義ではないとか真顔でおっしゃる気がしますね。