確かに不倫騒動を見れば少子化の理由はよくわかる
こんにちは。火力不足です。
山尾志桜里の不倫騒動を踏まえ、少子高齢化の原因は賢い女性の選択を狭めていることらしいです。賢い女性が「結婚して子供を産むとろくなことがない」と考える結果、賢い女性が子供を産むのをやめるらしいですね。
とりあえず、賢い女性の皆さまは抗議した方がよいのではないでしょうか。舐められてますよ。ついでに、賢くない女性の側の不倫は2010年くらいからなし崩し的に違法ではないからOKという雰囲気を作ってきたように思いますね。また、最近不倫をして叩かれたのは確かに政治家が中心ですが、それは母親であることを一種利用し、それで支持を得てきたことによる裏切りの側面がむしろ大きいように思います。
しかしながら、本文の趣旨とはまったく一致しませんが、不倫から少子高齢化の理由がわかるのは全くその通りだと思うので、本日は不倫から起こる少子高齢化について考えることを目的とします。
目次
・モラルの低下
・個人主義の蔓延
・まとめ
・モラルの低下
モラルという言葉が適当かはわかりませんが、ここ数年で急に不倫は様々な層の人間がするようになりました。昔は良くも悪くも権力を持った男性が自分の責任でするものであり、きちんと本妻も浮気・不倫相手も満足させられて、後腐れもないように清算がきちんとできれば不問だったように思えます。むろん清算ができていないとクズ男だと非難されるわけです。そういう意味ではできる人間は限られていました。正しいかどうかはともかく、まぁお互いが不幸にならないように考えられていたのかなとは思います。
それと比べて、現代は自分にとってメリットがあるかが非常に重視されるようになったことと、女性側からの能動的な不倫ができる環境が整ったことで、好き勝手にやってよいという風潮が強くなったように感じます。女性が望むことは制限されにくいですからね。不文律がなくなり、無法地帯になったというのが感覚としては近いです。
そして、同じ不倫でも、好色男や年中男を侍らせる女がする不倫よりは、「不倫なんて論外」として母親・子供の味方の面をした人間がする不倫の方が批判されやすいでしょう。応援される根幹を自分で否定しているわけですから、やむなしどころかそりゃ当然だとしか思いません。
そして、不倫OKな無法地帯になれば、結婚に二の足を踏む人は少なくないでしょう。特に男性はATM奴隷にされた挙句不倫されて性格の不一致からの離婚というコンボを食らう可能性がありますし、食らえば再起不能になる可能性もあります。リスクを考えればホイホイと選択できるものではありませんし、相手が不倫しない保証なんてありえません。もっとも、これは女性側にも言えることではあります。いずれにしても、「最悪」のパターンが知れ渡ってしまった結果、最悪を恐れて行動しない人間は特に日本人では少なくないでしょう。まして、何かを失っても自己責任ですからね。
・個人主義の蔓延
上記の理由で、不倫が個人でできるような状況というのは、非常に強い個人主義があるといえます。要は、「私がやりたいからやっている、何が悪い」という精神のもと、動いているという状態です。こうした人間が増加すると、当然ながら「私が望まないことはやめるべき」という風潮も広がります。いったんそうなれば、社会全体で本来支えなければならない子供を育てることも肩身が狭くなります。同時に、損得や自分の感情で考えれば最悪に近い結婚という選択肢を避けるための免罪符にもなる考え方です。
よって、不倫のような一種モラルから外れた行動が何となく認められることで、どんどん社会の雰囲気として個人が好きなことをしてよく、嫌なことには文句を言ってよいという風潮になります。そうした雰囲気が、子供を産み育てることの対極にあるということでしょう。
・まとめ
別に男の不倫が面白くないから報道されないわけではないでしょうし、賢い独身女性が結婚しないのは不倫ができず、損しかないからでもないでしょう。不倫は女性だけでも男性だけでもできません。ただ、こうした「好き勝手」な雰囲気の形成に一部の女は大きく貢献したと思いますがね。
いい加減賢い女性を馬鹿にするのをやめた方がよいように思うのですがねぇ。