炭火生存日記

しぶとく生きるためのブログ

(私が容認できる)多様性が重要

www.theguardian.com

headlines.yahoo.co.jp

こんにちは。火力不足です。

 

Google に所属する男性エンジニアが会社の方針を批判したということで解雇されるという事件が起こりました。解雇されるほどの主張ということで、非常に過激なものを想像していたものの、実際の内容は、「エンジニアに男女比率の差が出るのは、男女の生来の能力の差異であり、性差別に基づくものではない」[1]といった根本的な男女の適性を述べた極めて妥当な主張でした。解雇事由としては、多様性を否定しかねない危険なステレオタイプを助長する主張だからとのことですが、これで解雇されるわけですから何とも言葉が出ませんね。

 

そこで、本日はこの主張が妥当であることを示すとともに、多様性の詭弁について考えることを目的とします。

 

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背水の陣を避けるのが凡人

こんにちは。火力不足です。

 

「リスクを予め回避する」ことが評価されないという話がここ数日SNS上でなされています。話題になったのは「電車で席を譲る過程を避けるためにあえて座らないことが評価されず、座ってから席を譲ることが褒められる」という例です。

電車の席だとリスク回避の例としては少し微妙ですが、確かに日本では、リスクを予め回避するより、リスクと向き合い、克服し解決することが称賛される傾向があるように思います。いわば背水の陣を取り、追い詰められた状態で集中し、解決するというやり方ですね。

 

しかしながらこうした解決手段に問題点があると感じたので、今日は追い詰められる状況の問題点を記すことを目的とします。

 

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今の不満の少ない環境が変わるのは誰だって嫌な話

headlines.yahoo.co.jp

こんにちは。火力不足です。

 

カジノをはじめとしたIR(統合リゾート)施設が身近にできることについて意識調査を行ったそうですが、まぁ当たり前の結果が出たといえます。

調査としては、有効回答率や男女ごとの比率を上げているだけでなく、明瞭な質問項目を設定したわかりやすい回答形式になっていることで、おおよその傾向はつかむことができます。その一方で、年齢の分布や年齢と賛成・反対の相関であったり、具体的な男女比がどうであったかなどもう少し詳しい情報は欲しかったですね。

 

しかし、肝心の回答理由について納得の難しいものがいくつか見られましたので、本日は見られた意見を適宜精査してみることを目的とします。

 

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情報を選択できる喜び

こんにちは。火力不足です。

 

森友・加計学園問題で一方的な主張しか載せていなかったり、最近のマスメディアさんは好調です。いや全く有り難くないのですが。時系列を整理してネット上に意見を挙げてくださる方がいらっしゃったり、youtube を利用して実際の答弁を見られるのは本当に有り難いですね。対立する主張が上がった際に自分で確かめることができます。

 

しかしながら、ネットは万能ではありませんし、情報の扱い方はここ30年程度で急激に難しくなっており、教唆も少ないことから個人での扱い方に格差が見られております。より限られた時間の中でどう情報と向き合い、適切に拾い上げるかが重要だといえます。

 

本日は膨大な情報との向き合い方と、マスメディアへの姿勢を考えることを目的とします。

 

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低レベルの女性蔑視しかもはや残っていないのか

news.nifty.com

こんにちは。火力不足です。

 

歌詞に女性蔑視が含まれているという記事ですが、何をいまさらですね。

記事自体が高尚なものでは決してないので、突っ込むこと自体が野暮かもしれませんが、

歌詞には男女とも取り出そうと思えば差別的な表現がたっぷり詰まっているでしょう。あるいは、歌詞に男女しか登場しないことがLGBTへの配慮を欠いているという批判もできるかもしれませんね。

はっきり言ってこんな低次元のことを女性蔑視と呼んでいては本当に根深い女性蔑視に苦しんでいる方に失礼でしょう。それとも、もはやこの程度の女性蔑視しか日本には残っていないのでしょうか?

 

本日は、この記事の問題点を指摘し、女性蔑視について考えることを目的とします。

 

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アルバイトに高いレベルを求めてもよいか

こんにちは。火力不足です。

 

ブラックバイトという言葉が巷でも聞かれるように、正社員だけでなく今はアルバイトでも割に合わない労働を求められたり、責任感という言葉の元搾取されてしまうという事例が見られるようになりました。もらえるものが一向に増えない中、奉仕だけを求められ、時に契約条項の一方的な変更さえも迫られてしまう現状は、働くこと自体の中身がどんどん悪質になっているといえます。

そもそも、契約期間の限られたアルバイトが業務の成否を握るような状況に陥る時点で何もかもおかしいはずなんですがね…。雇う側はアルバイトに依存している状況は怖くないのでしょうか?何かあれば脅せば解決すると考えている人種も一定数いそうです。

勿論そんなことはありません。以下の記事の通りです。

参考 http://www.check-roudou.mhlw.go.jp/parttime/ 

 

さて、世間一般に広くアルバイトがある中で、最も多く目にするのは飲食店であると考えます。勿論世の中にはそうした店舗は幅広い値段設定があり、客としての目線を考えれば高い金銭を払っているほどそれ相応のサービスは期待したくなります。しかし一方で、アルバイト相手にそこまで求めるのは是かという考え方もあります。

 

そこで、本日は、客側とアルバイト側の折衷案について考えることを目的とします。

 

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女性のマルチエンディング性の弊害

news.nicovideo.jp

こんにちは。火力不足です。

 

男女間の不信感を助長させたいのか、最近男女を二項対立にして不満を煽る記事が増えているように感じます。閲覧数稼げるのも特徴ですしね。また、この世は原則男と女しかいないので自分自身が該当することに関心がわきやすい以上、ヒトの目を集めやすいという要因もあるでしょう。

例えば、高齢の男性が女性の育児に関する情報に関心を寄せるケースはあまりないでしょうし、若い女性が盆栽などの高齢男性の趣味に関する情報に興味を持つことはあまりないでしょう。

 

しかし、例によって調査が雑で、結論ありきで語られており、そりゃそうなるだろうとしか言えない記事となっております。

本日は、調査としての質を批判するとともに、こうした対立が起こる理由について記すことを目的とします。

 

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