炭火生存日記

しぶとく生きるためのブログ

調査として落第とはいえ、本当ならば恐ろしい以外の何物でもない

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こんにちは。火力不足です。

 

妻が夫に対し隠し事をしているかという点についての記事です。調査方法、調査の期間、尋ねた人数に有効回答率、回答者の年齢分布など必要な情報が何一つないところにはもはや清々しささえ感じます。井戸端会議レベルです。

 

ただし、中身はとてつもなく恐ろしいです。必要な情報がなくても中身が有用になるというのはかなり稀有な調査なのではないでしょうか。とりあえず男性にとっても女性にとっても用途は異なりますが知っておくと役に立つでしょう。

 

本日は、調査としては落第でも役に立つ理由について記述することを目的とします。

 

 

目次

・各項目について

・率直に言って恐怖

・まとめ

 

・各項目について

正直なところ母数もわからないので何も語れないと言われればそれまでですが、一応各項目について見に行きます。

 

【同率10位】 答えたくない(6.1%)

【同率10位】 隠れて友人やママ友とお出かけしている(6.1%)

【同率10位】 家にいる時、実はほとんど家事をしていない(6.1%)

【同率8位】 体重・体型(7.6%)

【同率8位】 お子さんについて(7.6%)

【7位】 異性関係(12.1%)

 

まず、答えたくないについては割愛します。多分にプライベートな要素を含んでいるのでしょうし、問題はそこではありません。

隠れて出かけるのは案外ばれているのではないでしょうか。人間関係は多く持っておくに越したことはありませんから、別に隠す必要性も感じませんがね。その程度のことも伝えられない関係なのでしょうか。あるいはどちらかが過度に束縛するのでしょうか。友人とかかわること自体はなんの問題もないとは思いますが、わざわざ隠すという経緯のほうが闇を感じますね。

家にいるとき、家事をしていないのは人によるでしょう。専業主婦なら論外ですし、分担を分けているのならこなすのが自立した女性でしょう。「女性の格を落とす恥ずかしい行動をするな!」と女性からお叱りの言葉がほしいですね。ただし、夫が共働きで生活費も同等程度なのにしていないのであれば放棄するのは正当だと思います。ただ、隠しているくらいなのでそういうわけではなく、単なる怠惰で間違いないとは思いますが。

体重・体型については生物的な本能というか性でしょう。まぁばれているとは思いますがね。実際体重に関しては男も嘘をついているんだろうくらいで考える節はあるので、別に口に出していなくてもなんてことはありません。

一方、子供については父親イクメンを求めるのならフェアではありませんし、傲慢です。おいしい部分だけ取るのは卑怯極まりない行動です。逆に、夫から育児を一任されている旧来のやり方なら何もおかしくはないでしょう。事後報告はしとけばよいのに、とは個人的には思います。本当は提案して価値効用を説明できるのがベストですが、そこまで果たせる人間は日本中探してもそうはいないでしょう。

異性関係については洒落になりません。異性と連絡をとるくらいは自分がされても許せるならご自由にと思いますが、浮気に関してはそんなレベルの人間と一つ屋根の下で暮らしている夫が気の毒とだけ述べておきます。

 

【同率5位】 あなた自身の癖や性癖など(13.6%)

【同率5位】 あなたの過去について(13.6%)

【同率3位】 ご主人の親戚について(16.7%)

【同率3位】 ご主人本人について(16.7%)

【2位】 隠し事はない(24.2%)

 

癖や性癖についても多分にプライベートな領分の話になりますから、話さないほうが幸せなこともあるでしょう。癖については隠せないから癖なのであって、隠せる癖というのは表現として奇妙な気はします。

過去については裏切り行為になりますね。ただし、これも夫が重い過去を隠していたとしても受容できるか次第になると思います。お互いに過去として清算できるのなら当人たちの自由ですが、こういうケースはたいてい女性が一方的に清算してしまうんですよね…。過去もれっきとした自分の行動ですし、そこに責任が持てないのであればそれも自立した女性には程遠いでしょう。

夫自身への嫌悪あるいは夫の家族への嫌悪についてはこれも自分がされて許せれば自由にどうぞというところです。ただ、6人に1人がここまで不満を抱くのならどうして結婚なんかしたのかは尋ねてみたいところではあります。家の中に嫌いな人間がいるって途方もないストレスだと思うのですが。夫も家にそんな憎しみを抱いている人間を置いているわけで、誰も得しませんね。

隠し事はないというのは素晴らしいです。一つ二つ軽いものならあってもよいとは思いますが。夫婦だからすべてを包み隠さず共有しなければならないわけでもありませんからね。

 

【1位】 お金関係(31.8%)

 

予想通りというべきか、もっとも多かったのはお金関係ですね。大抵は自分へのご褒美という名の浪費でしょうね。浪費は実際一度やってしまうと際限なく続くので夫でいえば、生活費まで使い込むギャンブル狂いか趣味に家庭環境のすべてを投資してしまう狂人かどちらかと大差ありません。どちらも男性なら結婚市場で忌み嫌われるか、DVが成立しそうな話になります。

母数がわからないとはいえ、3人に1人はこれを陰でしています。金額の多寡もわかりませんが、3人に1人はこれをしています。隠れてしています。最悪の合わせ技の場合、若いころに男遊びを繰り返した挙句騙して専業主婦になったにも関わらず、家事をほとんどせずぶくぶく太りながら、友人とのランチや自分へのご褒美に夫が稼いだ金銭をすすり浪費して夫を憎み夫の親を憎むという魔獣がいる可能性があるわけです。

 

・率直に言って恐怖

一言で言って恐怖ですね。一緒に暮らしていていつの間にか憎しみを抱かれたり、離婚を決意されたりするわけです。構造上男性には女性の憎しみを減らすことはできません。堪忍袋を大きくすることはできても、堪忍袋そのものを取り除いたり、中身を抜いたりすることはできません。導火線を長くすることはできても火は消せないのです。

加えて、隠し事がないという層についても、年齢や婚歴がわからないので何とも言えません。「まだ」夫を恨んでいないだけという絶望が潜んでいる可能性もあり得ます。

一方、夫の妻への隠し事の記述は一切ないので何とも言えませんが、隠したところで裁判で負けるだけなので今回の記事にあるような致命的なものはできないでしょうね。勿論やっている魔獣もいるとは思いますが、3人に1人が浪費しているということは恐らくないと思います。なぜなら、それだけ男性の横暴があればとっくに社会問題化するかフェミニストによって抗議されているかのどちらかは必ず起こるからですね。

 

・まとめ

調査としてしっかりしているわけではありませんが、本音ととってよいでしょう。人数はわかりませんが、10%だとしても結婚に二の足を踏みたくなるような結果だと思います。1%だとしても、リスクの最大化を図るのならやはり遠ざかるのが損をしない選択ということになります。

相変わらず「まともな女性」から抗議されそうな記事ではあるのですが、こうした記事が出ているということは、まだまだ需要があり、かつ抗議するような人間はいないと考えられているのでしょう。実際どの層に需要があるのでしょうね…。まぁ男性を結婚から遠ざけるには効果覿面だと思います。