時間と時間当たりの質は反比例するという話
こんにちは。火力不足です。
労働時間は8時間でも長すぎるという声が上がっております。世の中が便利になり、徐々に労働時間を減らしていくどころか、空いた時間に重い仕事を詰めるようになっている以上、昔と比較して仕事の密度は上がっているでしょう。しかしながら、可処分所得はどんどん下がり、なんとも世知辛い世の中です。カネだけでは幸せになれませんが、少なくとも不幸を避けたりストレスを遠ざけることはできます。ここまでカネが手に入らなくなったのも平等を進めた弊害ですね。
こんな労働環境では、忙しさ自慢や、労働時間自慢もしたくなる世情ではありますが、正直なところ8時間本気で働いている人間はほとんどいないと断言できます。
本日は、8時間本気で働いている人間がほとんどいない理由を記述することを目的とします。
続きを読む
スマートフォンに劣る親子関係を作るのは間違いなく親
こんにちは。火力不足です。
南カリフォルニア大(米国)の研究により、日米の親子によるスマートフォンへの意識調査が発表されました。
南カリフォルニア大(米国)は25日までに、日米の親子を対象にしたスマートフォンなどのモバイル端末の使用に関する調査結果を発表した。子どもが新たなスキルを習得するのに役立つと考える親の割合は米国の88%に対し日本は25%にとどまると分析、モバイル端末の有用性などを巡る両国の意識の違いが浮き彫りになった。 米国の調査を担当したNPO「コモン・センス・メディア」のジェームズ・ステイヤー代表は「米国では、21世紀を生き抜く上で科学技術の知識を活用する能力が不可欠だと親たちが認識している」と解説。同様の意識は日本でも高まるだろうと指摘した。
子どもが端末に依存していると感じている親の割合は日本で61%、米国で59%と同水準で、自身が依存していると感じている子どもの割合も日本で45%、米国で50%と大差はなかった。
「端末の使用に関し毎日言い争いをするか」との問いでは、「する」と答えた日本の親の割合が19%と米国の36%より低かったのに対し、モバイル端末が親子関係を阻害したと感じている親は日本で23%と、米国の15%を上回った。
しかるべき研究機関による調査ということで、論文は見つけられなかったもののある程度の人数・層に対し適切な手法をもって調査を行ったと考えられます。大学の調査でいい加減なものだしたら予算下げられてもおかしくありませんからね。
その結果、日米の親で端末(スマートフォン)について様々な意識が見られ、ところによっては極端な数値差も見られました。やはり国外と比較することで見えてくることもあります。
本日は、調査における日米の数値差から、気になった点について記述することを目的とします。
続きを読む
他人の人生を狂わせないために
こんにちは。火力不足です。
イギリスの女子大生が虚偽の性被害を申告したことで、一年四か月の懲役が科されたそうです。虚偽の申告をした女子大生本人は自分の夢を壊されたと発言しているそうですが、まぁなんというか腹が立つほど呑気なコメントですね。他者の人生を壊した自覚のない愚かさが見えます。
ただ、記事中のコメントにもあるように、一年四か月でも短すぎるでしょう。運よく虚偽と証明できる証拠が残っていなければ、被害者であるタクシー運転手はやっていないことという悪魔の証明を求められて、本人の人生が冤罪で破滅したまま、当の犯人が警察官になっていたという笑えないジョークが起こっていた可能性もあります。
他人事であっても気分が悪くなる話ではありますが、残念ながら日本でも全く無視できる話ではありません。同じ状況の冤罪が起こる可能性は勿論、痴漢冤罪でも同様のことは起こりえます。実に笑えません。
そこで、本日は他人の人生を狂わせかねないこと、そのほか被害者にも加害者にもならないためにできることについて記述することを目的とします。
続きを読む
特定の選手を不要と断言できるほど日本は恵まれていない
美貌も頭脳もない凡人が電通の過労死から学べること
高橋まつりさんの過労自殺を発端とした電通の違法残業事件の初公判が先日行われ、結審んされました。過労死自体は裁判の争点に問われなかったものの、超有名企業の労働形態が法に明確に違反すると裁判により実証されたことには非常に意義があると感じます。
また、今回の事件から、美貌も頭脳もない凡人としては、自分自身の限界と逃げ方を知っておくこと、自分を摩耗させないことの重要性を学ぶのがよさそうです。
ただ、電通における労働時間・働き方がおかしいのは大前提として、高橋まつりさんの母親ももう少しできることがあったのではないかなと思いますね。勿論心中は察して余りあるほどですが、一概に娘を失った完全な被害者と考えるのは少しお門違いであるように思えてしまいます。
本日は、電通過労死の一件から凡人が得られることについて記すとともに、親の思考について考えるのを目的とします。
続きを読む
やりたくてやれることをやれない不幸
こんにちは。火力不足です。
募金を少額でするのに恥ずかしさを感じるという記事です。まぁ中にはそういう方もいるのでしょう。確かに金額の多寡ではないとはいえ、他者の金額を知ってしまうと恥ずかしく思えてしまうという方はいらっしゃるでしょう。
だからこそ、こうして金額の指標を知ることで負の感情を覚えないようにするということは有用な手段のように思いますね。
ただ一方で、周りを知ることでかえって不幸になるという人も一定数いるように思います。基準を知ってしまいそれに届かない自分を恥じるということでしょうか。
本日は、知ることによる不幸と、動けない不幸について考えることを目的とします。
続きを読む
いい加減女性限定にするのをやめたら?
こんにちは。火力不足です。
ここ数年長時間労働が特に顕著になって問題視されている医療分野における過労を取り上げた記事です。医師という仕事は人の命にかかわる仕事であり、救急の対応を迫られることからも過労になりやすい職種といえます。どの程度の医師が過労状態にあるかを確かめるのは非常に重要です。
しかしながら、こういった趣旨において女性に限る理由が一切ありません。女性特有にして見えてくる過労における課題とはなんでしょうか。それとも救急医療という分野は男性が女性にのしかかって楽をしている分野なのでしょうか。もしかしたら知らないだけでそうなのかもしれませんが、だとしたら知らざるを得ない位報道される分野になっているはずです。
本日は、救急医療における勤務医における性別について考えることを目的とします。
続きを読む