炭火生存日記

しぶとく生きるためのブログ

性別に基づくらしさはコインの表裏→全くその通り

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こんにちは。火力不足です。

 

大手小町から性別に基づく「らしさ」についての記事が上がっておりました。婚活という言葉が出て十年らしいですが、女性様を甘やかし続ける記事をマイナビウーマンとともに量産し続けてきた大手小町からこういった趣旨の記事が出てくるのは感慨深いものがありますね。

内容自体はいたってまともすぎてむしろ驚きなのですが、その中でも気になる点はありましたので、そういった詳細な点を掘り下げ、結婚に不安を抱える男性に対し一意見を提示することを目的とします。

 

 

目次

・一般人は普通・テンプレを求める

・結婚だけならできる

・時代の流れ

・まとめ

 

・一般人は普通・テンプレを求める

巷では男女平等だの差別がよくないだの言われていますが、一般人の実感として多くの方は「らしい」特性を有した異性の方が好きになる傾向はあります。生物として基本的ならしさを求める方が自然であり、先天的なものであるからです。教育によって捻じ曲げたり、選択肢として増える人間もいますが、まぁ少数派でしょう。

ただ、自分がらしさを好むかは自由ですが、相手に求めるということは自分も求められます。らしさを求めるなんてよくない!!(ただし私はらしさで判断します)というfから始まるタイプの人間も世の中にはいらっしゃいますが、そういう方に対しては笑顔で後ずさりしましょう。結婚しても必ず都合のよい思考に基づき、負担だけを丸投げしてきます。そういう意味では地雷が向こうから出てきてくれたと思うのがよいのでしょう。

ところで、この記事に登場した「たかはしさん」に対し、「女性らしさ」の観念を変え、ひっぱっていくタイプの異性を探そうというアドバイスは妥当だと考えます。自分は少数派を狙う、と考えるだけでも焦点は絞れますし、年齢制限のある婚活においては非常に重要といえるでしょう。なぜこんな実りある記事を大手小町が…。

 

・結婚だけならできる

結婚することを絶対の目的とするのならば、金さえ積めば結婚自体は可能です。自分自身の未来、相手の未来、生まれるかもしれない子供の未来をかなぐり捨て、幸福を考えなければ結婚できます。ただ、そのようないつでも離婚するのみならず、皆が不幸になってしまう結婚を称賛する人間はブライダル業界の中でもどす黒い悪徳業者以外はいないでしょう。

そして、これも記事中にあるように、男性は肩書と年収(女性は優秀な子孫を残せる可能性の高い、所属環境における社会的地位の高い男性を好むため)・女性は若さと美しさ(男性は出産できる肉体能力を有する若さを伴った女性を好むため)が求められます。よって、男性としては女性に好まれそうな趣味よりとにかく経済力が重要ですし、女性としては若いうちに賢く動くことが重要です。

ただ、そのように動きたいのがなぜか、という自分にとっての幸福は必ず考えておく必要があります。なぜ結婚したいのか?結婚のためならどの程度自身が苦手で苦痛なことが克服できるのか?自分がやれることは何か?など、自身を可能な限り理解しておくことが本当に重要です。自分の幸福のルート上に結婚という選択があったり、幸運にもよい方も会うことができ、その方と人生を共にしたいという思いが強いのなら、結婚というルートを選択肢の一つとして選べるでしょう。記事でも落ち着いて自分の希望を振り返るよう勧めており、本当にその通りだと思います。

例えば、世間体で結婚するとしても、世間体から感じるプレッシャーが自分自身にとって何よりも苦痛であるならば、そのための結婚でもよいわけです。勿論、関わる人間をないがしろにしない覚悟はあるべきですがね。外野が判断できない事情だってあり得ます。

 

・時代の流れ

十年前までは男の器が小さい、の一言で終わった婚活市場が、十年経ってここまでまともな形になったのはやはり興味深いです。結婚のマイナス面が知られすぎたのでしょうか?一部の女性がやりすぎたのでしょうか?それとも、一部の男性がやりすぎたのでしょうか?ただ、少なくとも今の若年層は、男女平等教育の弊害を受けて異性との距離感を適切に測れなくなっていると考えます。

具体的には、民主党政権時代あたりに女性様旋風が吹き荒れすぎた結果、顔や身体能力などの有利な特性を持たないオタク層は、空から美少女が降ってこないことを理解し極めて現実的に二次元に行き、最下層の彼らがいなくなったことや、女性様の要求が大きすぎて普通の男性も女性様を不快にさせないため土俵から降りたというのが妥当であるように思います。そして、普通の女性に近づくのは、本来釣り合わないイケメンや万能エリート男性、あるいは女性をモノにしか見ないようなろくでもない男や犯罪者が相対的に多くなったことで、普通の男性の本音が見えなくなり、距離感が適切に測られなくなったのかなと思います。男性が女性を理解しているとはこれっぽっちも思いませんが、理解できる側面から現実的に判断している気はします。

 

・まとめ

5年前、10年前の婚活とは大きく様相が異なっているようですね。生きているうちに小町でこのレベルの記事を拝めるとは思っていませんでした(笑)もちろん、一人に尋ねただけですし、その一人も実在するかはわかりませんが、こうしたフェアな記事は必ず男女をめぐる議論を有意義なものにしてくれます。少子高齢化が進み切った次の次の世代くらいで再び皆婚は成立するのではないでしょうかね。