核はなくなる理由が現状ない
こんにちは。平和な世界を生きたい火力不足です。
私自身、無用な争いや殺戮は御免ですが、残念ながら世の中思い通りにいくことの方が少なく、核の廃止はまだまだ実現しそうにありません。
ただ、よく理屈を考えれば、核が廃止されないのは至極当然なので、今日はその理屈を記事にしてみようと思います。
本日は、核がなくならない理由を考察することを目的とします。
目次
・便利だから
・みんな持っているから
・まとめ
・便利だから
核を保有する目的は、平たく言えば敵国・相手国の国民を無差別に人質にするためでしょう。特定の人間狙いだと、庇護された場合打つ手が難しくなります。また、兵器としての性質を考えると、有事の際に限りなく早く発動する方が望ましいです。本当は発動しない伝家の宝刀ではあるのですが、いざ発動しようとしたときに数日かかっていては相手に先にやられてしまいます。同時に、誤った手続きによって自国に莫大な被害を及ぼすものも避けた方がよいでしょう。
よって、世界に存在する兵器のうち、無差別性と迅速性・自国への安全性を担保できるものを考えると、コンピューターウィルスや細菌・爆弾などよりも、核の方が脅しとして優れているため、現在は核が利用されているといえます。
・みんな持っているから
上記の便利さから、現状伝家の宝刀として核より有効なものは多分ありません。よって、油断できない他国が所持していれば、自国でも所持するのが賢明でしょう。
はっきり言って、「話せばわかる」「自分たちがまず手放せば相手も…」のような寝言は通用しません。カモにされるだけです。表面的には称えられるでしょうが、裏では鼻で笑われているでしょう。名誉で国は守れませんからね。銃口を向けている相手に対し、丸腰で交渉できるのは画面の向こうのキャラクターだけでしょう。
話してわかるならとっくに世界は平和ですしテロもなくなりますし毎日明るいニュースばかり聞こえてくるはずです。でも私たちの住んでいる世界はどうやら違うようです。
しかし、条件付きですが核を根絶する方法はあります。
・まとめ
核がなくなるのは、核よりもっと便利で危険なものが登場した時です。その時になれば、意味があるかはともかく核の廃止は実現するでしょうね。残念ながら、断じて活動家が訴えたときではありません。