炭火生存日記

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母親としてのし上がり、母親を否定した皮肉

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【山尾志桜里氏にW不倫疑惑】「保育園落ちた日本死ね!!!」投稿者が騒動に言及|ニフティニュース

 

 

山尾志桜里議員が不倫で離党届を提出しました。男女の関係がなければ別にやましくないはずなので、どう考えても言い逃れですね。

親であることをある意味では利用して議員を務めてきた人間がまたしても不倫をやらかしました。事実無根なら間違いなく泥試合になろうとも戦う人間が、さっさと闘争ではなく逃走を選んだ時点で確定でしょうね。いずれにしてもやましいことをした人間の行動です。こういう女性議員の失態は、優秀な女性にとっては本当に歯がゆいでしょうね。

 

個人的には山尾議員がやらかしたところで、党の大勢に影響はないというか、長になる実力の持ち主ではないと思っていたのですが、新聞などのメディアを見ると意外なほど期待があったようで驚きです。その期待も虚構で、それくらいしか話題作りに使えなかっただけかもしれませんがね。

 

そして、今日になり「保育園落ちた日本死ね」を投稿した方が不倫について意見を述べていたという記事があり、一応記事の作成は自作自演でなかったことが一応証明されました。もっとも、投稿者が無関係である可能性もゼロではありませんが、ここで悪魔の証明を求めても仕方ありません。

 

ただ、それで本人の過失が軽減されるわけでもないので、本日は過失についてまとめるとともに、優秀な女性にとって迷惑になる点を記述することを目的とします。

 

 

目次

・匿名ブログの一件

・そのほか金銭的なこと

・優秀な女性にとっては

・まとめ

 

 

・匿名ブログの一件

山尾議員が名を上げたといっても過言ではないのが「保育園落ちた日本死ね」を取り上げ、安倍政権を糾弾した(ことになっている)一件です。ただ、あれで的確に日本の現状を糾弾できたとするのはあり得ません。

第一に、資料が匿名ブログしかないという点です。結果的には自作自演ではなさそうですが、都合の良さゆえ最後まで自作自演は否定できませんし、それこそ極端な主張をどれだけでも拾うことができてしまいますし、保育所が足りていないことを切に訴えたいのならもっと適切な手順があります。

現状、確かに女性の社会進出は進行しており、その一面だけ見れば確かに保育所は不足してもおかしくありません。しかしその一方で日本は非婚・少子化も同時に進行しており、子供が減っているということは必要な保育所も少ないことを意味します。また、働き方改革に伴い職場に保育所を併設する試みも行われており、本当に保育所は不足しているのかという疑念は生じて然るべきでしょう。

例えば、「保育所が足りない!」と一言で言っても、日本全国津々浦々で足りないのかと言えばそれはノーでしょう。人口密集地や、出生率が局所的に高いエリア、その他原因は不明でも不足している場所があるなど、少なくとも真面目に調べようと思えばある程度の傾向は明らかにできます。もっと言えば、公設か私設かもよく議論していませんし、保育所のハコはあっても働く保育士が足りていないのか、それは待遇面での問題なのかといったハコの問題かヒトの問題かさえもわかりません。個人的に軽く調べた限りでは「安いお金でいつでも完璧に面倒を見てくれる保育所がない」という投資の不足と、都心などの過剰な人口集中による容量オーバーが原因といえそうですが、浅い調査なのでこれ以上はなんともいえません。

然るべき国の機関が発行した統計や実地調査から、人口や出生率に対し保育所が不足するいわば「偏った部分」を見つけ、そういった部分で必要な取り組みを訴えたうえで「匿名ではありますがこうした国民の声もあり…」と持っていくならまだ理解できますが、匿名ブログだけ持って行って「糾弾」とはお笑いですね。早くこういう味方のフリをする悪党を叩き潰すまともな女性登場しませんかねぇ…。

 

・そのほか金銭的なこと

「地球5周分のガソリン代」山尾志桜里議員、コーヒー代も2カ月間で1万杯!? | アサ芸プラス

また、金銭に関しても非常に脇が甘く、ガソリンのプリペイドカードやコーヒー代で間違いなく不審な金銭の動きがあったと断言できるレベルの行動を複数回取っております。これで議員を続けられるのだから、自分自身に対する正義感はすさまじいものがあるのでしょう。とても他者を批判できるような金銭感覚の持ち主ではないでしょうし、母親を代表して国の課題を解決する人でもないでしょう。むしろ、母親をダシにのし上がり、遊んで暮らせるほど好き放題やって逃げ道を作ってから離党したといわれた方がしっくりきますね。かつてのご職業が検事ということで、他者の失敗を責める攻撃は大変得意なようでしたが、自分自身を上手に守る防御は苦手なようですね。

 

・優秀な女性にとっては

前年の宮崎議員、先日の今井議員と合わせて「親」を利用して知名度を上げた議員が「親」であることを理由に失脚を繰り返しております。この状況に怒りを覚える方は間違いなく多いでしょうが、特に優秀な母親の方ははらわたが煮えくりかえるほどの事例ではないでしょうか。加えて、著名な女性政治家がこれだけ醜態をさらし続けていると、正直なところ「もっとまともな女性いないの?」という思いより「政治家になる女ってこんなのばかりなのか…」という思いがどうしても募ってしまいます。

勿論、政治の世界がとてつもない男性原理で、女性が抑圧されているのかもしれませんが、それなら人口の半分を味方につけて勝ちに行くやり方がありますし、実際現在の政治に辟易としている男性も多いことでしょう。経歴が優秀なことはわかったので、そろそろ実務面で優秀なところを目の当たりにしたいなぁ…と切に思うのですが、こうした状況は本当に優秀な女性の皆様にとってはいい迷惑でしょうね。そういう意味でも、女性同士の議論が起こらないのは謎です。

 

・まとめ

保育所や待機児童の問題については精緻な調査を行い、不良債権を生まないような試みを実施できる真に優秀な女性の登場を待ちたいと思います。男性が取り組める分野でもありませんからね。ただ、実は優秀な女性なんていなかったという最悪の落ちだけは避けたいですねぇ…。

 

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