炭火生存日記

しぶとく生きるためのブログ

予想通り女性だけの話ではなかった

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こんにちは。火力不足です。

 

子育てと仕事との両立に苦しむ男性に関する記事ですが、予想通り両立に苦しむのは女性だけの問題ではありませんでした。男女問わず根本的に時間が足りないわけですね。

ただやはり男性への不理解はまだまだあると思います。こんなどうしようもない記事が同日に出るくらいですからね。

父親たちの抱っこ紐。街ゆく人々の目にはどう見えている? (投信1) - Yahoo!ニュース

 

ただ、単純にどちらが大変だということを男女間で罵り合っても何も解決しないので、解決するための手法を考えることを目的とします。

 

 

目次

・金と血縁で解決

・縛らない

・身体のサインをごまかさない

・まとめ 

 

・金と血縁で解決

記事中の例だと夫婦ともに結構な額を稼いでいることが予想されるので、2人の育児を差し引いても金銭的な余剰は少なからずあるでしょう。計画性のかけらもなく浪費しているような様子も文章からは読み取れません。そのような余剰を家政婦やベビーシッターを雇うのに使い、負担を減らすのは解決策として挙げられると思います。年中とは言わずとも、繁忙期間に応じての変更なども金銭があれば可能でしょう。社会進出先進国もこういった解決法を採用していますね。わかりやすく先人を見習おうということです。

また、できる人は限られますが血縁者を頼る手もあります。こちらも毎日は難しいでしょうが、窮状のヘルプくらいは期待できるでしょうね。

要は、労働者2人だと物理的に厳しいので、素直に人を増やそうということです。

 

・縛らない

お互いに束縛し、「自分はこんなに頑張っているのに…」と思い込み始めると危険です。互いに愚痴をぶつけ合い、そしり、無駄に疲弊して最後は共倒れです。男性が女性について理解しているとは全く思いませんが、女性が男性について理解しているとも全く思えないので、夫婦と言えど歩み寄るのは簡単ではありません。それが簡単なら離婚なんて話は出ませんからね。

どうせ察することなんてお互いできっこないので、できないことに期待して徒労するよりは、伝えた方が身のためでしょう。伝えて分かってくれないと考えているのなら信頼できていないということではないですかね。そんな簡単な話ではないですが、求めれば求められるのだから、それなら最初から腹を割った方が楽でしょうし、互いにきつい場面で傾斜配分などをかけた方がよいでしょう。二人ともきつければ外注という選択肢も浮上しますからね。

また、「子育ては楽しいものだから、苦しむ方がおかしい」というありがたい意見もあるようですが、それは人によって異なります。どれだけ子供がかわいくても、愛おしくても、肉体的・精神的な限界を覆すことはできませんし、疲弊した状態で子供と向き合うのは良いこととは言えないでしょう。些細な子供の悪戯に耐えられない可能性もあり得ます。それとも「耐えるのが当たり前」ですか?そんなに縛ってどうするんでしょうね。

 

・身体のサインをごまかさない

身体は本当に正直です。嫌なことには気が進みませんし、無理なことをすると皮膚の荒れや表情の落ちくぼみ、目の死に具合が結果として出ます。そして、いったん壊したことのある人間はわかると思いますが、いったん壊すとなかなか正常な状態に帰ってこれません。回復機能自体が損傷し、結果的に回復機能を回復させるのに膨大な時間がかかります。周りに迷惑をかけまいと自分が無理することを選んだにもかかわらず、結果的に無理をした方がかえって周囲に迷惑をかけることになります。

自分を壊してまで守りたいものって何がありますか?あってもなくても、そこは自分で考えておくべきものでしょう。あることが素晴らしいとか、ないことが愚かとかで語れる話ではなく、自分を知っておくことが重要ということです。

 

・まとめ

男性が止まらない(止まれない)のもモデルがいないから。たぶんこの妻も「私が養う」レベルの断言はできなかったのではないか。ただ、「そうまでして頑張る必要があるの?」という言葉は非常に素晴らしい気遣いですね。「頑張りすぎること」からの脱却は日本人全体の課題といえそうです。

しかしながら、記事中の男性のこの言葉は本当に重く感じられます。

頑張らない選択肢なんてなかった。「仕事も家庭も壊したくないけど、自分も壊れるわけにはいかない。

逆に言えば、自分が壊れたら、頑張らなくなったら、仕事も家庭も壊れると確信しているのではないでしょうか?幻想なのが一番ですが、残念ながら事実なんでしょう。

もっとも「壊れる」が休むことなのか、文字通り壊れることなのかはわかりかねますがね。

 

参考記事

 

karyokuhusoku.hatenablog.com

 

 

karyokuhusoku.hatenablog.com