炭火生存日記

しぶとく生きるためのブログ

「逆」などどほざかず明確にセクハラであると断言して頂きたい

news.livedoor.com

こんにちは。火力不足です。

 

「逆セクハラ」に関する記事です。もはや珍しくないことなのでしょうか。しかしながら、

そもそも逆とはなんでしょうか。相手の意志に反して不快・不安な状態を発生させるような過剰な言動、行為はすべてセクシュアル・ハラスメントです。逆なんてありません。この記事は同性のハラスメントが存在することをご存知ないのでしょうか。

ふざけるのは大概にしていただきたいですね。セクハラの過大解釈も別の問題はありますが、少なくともこの記事に挙げられている例は問答無用でハラスメント認定できる悪辣なものばかりです。肩のボディタッチは微妙かなと思いますが。

本日は、「逆セクハラ」という言葉に潜む差別意識や男女平等という虚構について考えることを目的とします。

 

 

目次

・逆なんてない

・周知されているかどうか

・男女平等が進むこと

・まとめ

 

・逆なんてない

最初に記述したように、そもそもセクハラに性別規定はありません。本人がどう感じるかではあるのでわかりやすい尺度が存在しないのがネックですが、過度なボディタッチ(頭・お尻・脚など、普通に会話するうえでまず触る必要のない部分)や暴言(性別のくせに…、これだから性別は…などの露骨な属性への悪口)は確実にアウトですね。明らかに不要かつ不快だと判断できますからね。

ただ、された側も、一撃必殺のような使い方をするのではただの弱者様です。例えば、記事中のような肩へのボディタッチでセクハラを主張するのは少し難しいでしょう。握手とかでも少し難しいと思います。やんわりとお気持ちはわかりましたから…といった形で自分の意志を伝え、最適な距離感を作れるのが望ましいです。自分自身の意思表明をすることで、相手が良識のある人間ならやめてくれますし(そもそもやらないかも)、良識のない人間なら言質がとれます。自分がバカだと思われてもいいなら嫌なことをすべて表出してもいいと思いますが、狡猾に愚か者叩き潰す方がいいですよね?

 

 

・周知されているかどうか

いまどき男で女にセクハラする奴は、かなり特殊な人間になります。少なくとも多数派では断じてあり得ません。なぜなら、セクハラにより社会的に抹殺された事例が数多く世の中に出回ったからです。人間は自分の中で割の合わないことは物好きを除けばしません。よって、今もなおセクハラする、正確にはできるのは相手の不快感など握りつぶせるくらいの絶対的な権力を持った強者か、相手に不快感を感じさせない圧倒的な容姿と会話テクニックなどを高水準で兼ね備えた強者か、リスク計算のできないバカか犯罪覚悟でやる失うもののない男くらいです。普通の男性はむしろセクハラを恐れすぎて女性に仕事を振れない位のハラスメントしかありえません。

それでもなおセクハラというのなら解決策を女性側から出していただきたいものですね。男から男へのセクハラはまた別問題になります。権力というか上下関係が密接に影響しており、パワハラとの混合体と考えるのが妥当な事例が多いでしょう。女から女も同様でしょう。

一方、女から男へのセクハラは特殊な人間がするわけではありません。なぜなら、それで社会的に抹殺されるような事例はなく、淘汰圧がかかっていないからですね。平たく言えば、罰せられていない以上危機感を覚える必要がないというところでしょう。だからこそ露骨なセクハラをし、セクハラがダメとなればパワハラに移行するのでしょう。「男のくせに」による抑圧を平気でかましてくるのもたちの悪い点の一つです。「女のくせに」を許さず「男のくせに」を使うダブルスタンダードには反吐が出ます。

 

・男女平等が進むこと

男女平等が実現するということは、女性の男性化と男性の女性化が進むということです。つまり、男性に家事や育児などの家庭的とされる技能が求められるのと同様に、女性に仕事をこなし稼ぐ経済力が求められるということです。求めれば求められるのは当然ですね。

また、仕事の上では競争原理から男性ホルモンがより活発化しやすいので、体臭や髪の劣化に基づく悩みも珍しくなくなるでしょうね。女性が男性に悪口として言ってきたことが跳ね返ってくることが予想されます。勿論、それは男性が女性に言ってきたことも同様ですがね。言えば言われるのも当然のことです。自分だけ有利な位置から殴りたいなんて欲求はまず叶いません。

ところが、これだけ男女平等を進めているにもかかわらず、女性はまず間違いなく集団では男性に「男性らしさ」を求めます。具体的には重い荷物持ちや厳しい環境での作業などですね。男性は要求されるため処世術として「男性らしさ」を発揮できます。やりたくなくても、発揮しないと疎外されるからです。疎外される方が明らかに面倒なため、男らしさを発揮する方が楽だからですね。

そうした状況に対し、おかしいという声を上げる女性はまずいません。女性側の変化を認め(させ)るのに男性側の変化を認めない狭量さがまだまだ残っていると思います。記事にあるような「都合のよい時だけ男扱い」に関して、女性様の意見を問いたいですね。

 

・まとめ

要は逆なんて言葉を付けている時点で男性差別なんですよ。逆って何ですか?正直暗数が制御できないのでわかりかねますが、もはやセクハラに悩むのは女性ではなく男性になりつつあると思いますよ?今や女性の無理解が恐ろしいですから。同性同士の問題もありますが、そこはパワハラも関わるので距離感を伝えあったり、権力にすがる人間をつるし上げることで解決していくしかないと思います。そもそもハラスメントするくらいストレスに満ちた環境改善が必要なんですがね…。

ただ、記事の被害者ですが、女の園と聞いて用心しないなんて最初がお花畑すぎましたね。

そこは果てしなく愚かだったと断言できます。勿論そのあとのセクハラと「男らしさ搾取」のコンボが容認されるわけありません。

私はこうした現状をおかしいと訴える自立した女性の登場を待って10年くらい経ちましたね。

 

参考記事

 

karyokuhusoku.hatenablog.com

 

 

karyokuhusoku.hatenablog.com

 

 

karyokuhusoku.hatenablog.com