炭火生存日記

しぶとく生きるためのブログ

好きな食べ物が全く食べられなくなることがある

こんにちは。火力不足です。

 

夏も佳境に差し掛かり、これから食べごろの秋を迎えます。好きな食べ物をどれだけでも食べたいという願望を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ところが、好きな食べ物といえど、全く食べられなくなる状態になることはあり得ます。そうなると結構困りものです。ならずに済むのなら一生経験しない方がよいと思います。

 

本日は、好きな食べ物が全く食べられなくなるケースを紹介することを目的とします。

 

 

目次

・あたったとき

・体調を崩しているとき

・まとめ

 

・あたったとき

牡蠣や生肉、稀に刺身などで処理が不十分なまま食べてしまうと、あたってしまうことがあり得ます。こうしたおつまみになる生ものを好む方は少なからずいらっしゃいますが、一度あたってしまうと、身体に「これを食べて体調を崩した」という危険信号が残ってしまうため、おいしく感じられなくなってしまいます。こうした生ものを食べるのは体調を崩すかもしれないリスクも含んでいるわけですね。それでもなお多くの人を惹きつける魅力があるので、やはり最後は好みということになります。どうしても微量の菌は避けられないので、身体の抵抗力が落ちているときには避けたり、子供やお年寄りはあまり食べない方がよいでしょうね。

 

・体調を崩しているとき

体調を崩しているとき、特に熱中症や夏バテで食欲を失うというケースはこの時期珍しくないと思います。しかしながら、食欲がなかったり気持ち悪さを感じているときに好きな食べ物をとることは全くお勧めできません。食欲がなくても好きなものなら…と考えるかもしれませんが、逆効果を引き起こし、好きなものが食べられなくなる可能性があります。

なぜなら、人間が学習する生き物だからです。

具体的には、人間も動物ですから、物を食べてそれが身体によい影響を与えたかどうかを学習します。味覚においてうま味を感じればおいしいと思い好みとして記憶しますし、苦みや渋みを感じたり、嗅覚で臭みや嫌なものを感じ取れば苦手なものとして記憶します。こうした事柄の積み重ねにより好き嫌いを把握していき、味蕾細胞の変化とともに好みも変わります。

しかしながら、因果関係が身体の中で完璧に整理されているわけではありません。体調が悪い時・気持ち悪い時に好きな食べ物を摂取してしまうと、体調が悪いのは○○を食べたから、といった形で誤った学習が形成されてしまいます。生牡蠣の後に茶碗蒸しを食べてあたってしまった結果、茶碗蒸しが食べられなくなるという実例も知人でありました。こうした学習が一度形成されてしまうと克服するのは簡単ではありません。身体にトラウマを刻み身を守るメカニズムをひっくり返すという本能に逆らう行為が必要になるからです。

地道に身体に「この食べ物は平気だ」ということを覚えさせていかなくてはなりません。

相当に面倒かつ地道な作業になりますので、そういった状況に陥らずに済むのに越したことはありません。

 

・まとめ

人間も純然たる動物なので、身体の危険に関わるものから遠ざかるのは当然のことです。ただ、この時期は体調不良から危険を勘違いしてしまうことも起こり得るので、好きなものが食べられない身体にならないようお気を付けください。同様の理由で、食べ過ぎて気持ち悪くなるのも、学習の上ではあまり良い影響を与えません。