炭火生存日記

しぶとく生きるためのブログ

情報を選択できる喜び

こんにちは。火力不足です。

 

森友・加計学園問題で一方的な主張しか載せていなかったり、最近のマスメディアさんは好調です。いや全く有り難くないのですが。時系列を整理してネット上に意見を挙げてくださる方がいらっしゃったり、youtube を利用して実際の答弁を見られるのは本当に有り難いですね。対立する主張が上がった際に自分で確かめることができます。

 

しかしながら、ネットは万能ではありませんし、情報の扱い方はここ30年程度で急激に難しくなっており、教唆も少ないことから個人での扱い方に格差が見られております。より限られた時間の中でどう情報と向き合い、適切に拾い上げるかが重要だといえます。

 

本日は膨大な情報との向き合い方と、マスメディアへの姿勢を考えることを目的とします。

 

 

目次

・全知は不可能

・属性による判断

・嘘を暴く快感

 

・全知は不可能

我々は人間ですし、時間や記憶にも限りがあるので、あらゆる事柄について裏を取り、本やインターネットを駆使して調べ、すべてについて知ることはどうあがいても不可能です。よって、自分が関心を持っていて調べられること、あるいは知識として豊富に持っている分野を除けば、多くの知識はもっと詳しい方を当てにするのが現実的といえます。時間はどうしても有限ですからね。限られた時間で関心も知識もないことを一から知ろうとするよりは、数人の詳しい方の意見を比較した方が建設的です。

全てを知ろうとする強欲な好奇心を抱ける稀有な人間もいるでしょうが、騙されない程度にある程度知っておけばよいと考えるのなら割り切った方が賢いでしょう。

 

・属性による判断

上記のようにより詳しい方に一任するという手法を採用しても、また我々が日ごろ目にする情報は膨大です。そこで、次に利用されるのが学習による判断になります。具体的には、日ごろの行いや信頼度で判断するということですね。日ごろから仲が良く、金回りや時間感覚もしっかりしている人間と、日ごろから仲が良いわけでもなく、金や時間なルーズな人間のいうことのどちらを信じるかということですね。勿論、ある物事が正しいかどうかは発言者に左右されるものではないといえども、なかなか精神的に割り切るのは難しいです。学習という動物本来の機能に背くわけですからね。

よって、日ごろからある程度納得できる発言をしている方の見解であったり、自分にとってわかりやすい説明を載せる媒体であったりを選ぶのと同時に、良い評判を聞かない媒体を何となく避けるわけです。人付き合いと同じですね。

 

・嘘を暴く快感

テレビや新聞といったメディアで報道されることがすべて真実とは言えません。当たり前すぎて何を今更という話ですね。これはネットにおけるブログやSNSでも同様ですが、ただ一点異なる点として、自分で探し選択できるという点があります。よって、何を信用してもよいわけですし、マスメディアで「真実」とされていることを能動的に疑えるのは大きな魅力だといえます。加えて、最近の内閣に対する不平等というか、卑怯な姿勢に対してSNSで糾弾できるようになったのは本当に良い兆候だと思いますね。一部の新聞やテレビが放つ「我こそ正義」な感覚を疎ましく思う人間も今や少なくないのではないでしょうか。

権力と巨大な資本を持った巨人を権力を持たない小人であるゲリラが連携し、偽証を暴き打倒していく痛快さはなんとも言えない快感があるでしょう。現代がそれをできる時代で本当に良かったと思います。

 

・まとめ

マスメディアが実際にやっているかはともかく、疑念が妥当性を持ってしまっている時点で、疑わしいと学習されてしまうような事例を積み重ねてしまっているということです。まぁ間違いなく実際にやっているんでしょうが、そのうち「マスメディアがやらせをした」という嘘ニュースも確実に出てくるでしょう。既にあったかもしれませんが。

ただ一つ、情弱だと他者を蔑むのは簡単ですが、環境に大きく左右されうることは肝に銘じておかなくてはなりません。自分自身、インターネットにより多くの方の意見を見ることがなければ今でもマスメディアや異性について妄信していたかもしれません。少なくない方がそうだと断言できます。それくらい凡人は環境に影響されます。

そして、正体を明かしたもの達には、「傲慢でいてくれてありがとう」と伝えたいですね。わかりやすく傲慢であったからこそ疑念を持つことができるのです。詐欺師のごとく、笑顔で親切に懇意になって嘘を伝えられていたらどうなっていたのでしょう。見抜けるわけがありませんね。見抜いた方がたとえいらっしゃっても、少数派として握りつぶされていたことでしょう。

改めて、感謝申し上げます。