炭火のような生き方

生き方に悩む人のためのブログ

ヒアリは擬態する生物だった

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こんにちは。人間だけでなく生物にも関心がある火力不足です。

 

名古屋港で発見のアリ、強い毒持つ「ヒアリ」と確認 TBS NEWS

 

 

日本国内の複数の港で猛毒を持つヒアリが発見されており、撲滅が非常に難しいためなかなか安心できない状況になっております。

 

勿論脅威ではあるのですが、個人的にヒアリに生物として興味深い点を感じたので、今日はそこを記事にしてみようと思います。

 

本日は、ヒアリの特徴を擬態からまとめ、考察することを目的とします。

 

 

目次

・ヒアリは擬態する

・擬態するのは弱い側

・強い側も戦略的擬態をする

・まとめ

 

・ヒアリは擬態する

Ants create a lifeboat in the Amazon jungle - BBC wildlife - YouTube

 ヒアリの集団が木の葉に擬態して川を横断する動画

 

The Incredible Physics of Ants | ScienceTake |The New York Times - YouTube

 ヒアリの集団が液状になってろうとから抽出される様子と、球状になって衝撃を分散する動画

 

※虫が苦手な方は見ないことをお勧めします。

結論から言ってしまえば、ヒアリは木の葉や球に集団で擬態します。やはりアリの社会が集団で行動するものであると同時に、個体ごとの力は弱く、集団だからこそ生き残る手段を有しているということなのでしょう。個人的には、毒を持っている生物は生存競争における強者であると考えていたので、ヒアリが集団を築き、擬態を行っているのは意外でしたね。

 

・擬態するのは弱い側

擬態というのは、簡単に言えば他のものに姿を似せることです。ただし、似せるものと似せる事情は様々あります。例えば、背景に似せて目立たなくなる方法 (mimesis) とあえて危険で派手なものを模倣し、獲物を欺く方法 (mimicry) の二つを弱い側はとります。具体的には、前者はバッタやコノハチョウといった生物が葉っぱに同化し、後者はアブがハチの擬態を、ホンデュラスに生息するイモムシがヘビの擬態をすることで捕食されることを防いでいます。

しかしながら、いずれにしても食われる弱者が食う強者を欺くための手法ですね。これで強者が騙されてくれれば楽なのですが、そこは自然界。強者も戦略的に擬態をしてきます。

 

・強い側も戦略的擬態をする

有名なのはハナカマキリでしょうか。花に擬態し、近づいてきた虫を食べます。正直なところ、人間が見ても注意深く見ないと気づくのは難しいと思います。一方で、虫は人間より動体視力に優れるものの、単純な視力は視力検査の一番上の切れ目もわからないくらいです。冒頭の動画でその恐ろしさの片鱗が見られます。

ぼんやりとものがあるのがわかる程度の視力では気づけない精巧な擬態なので、弱い側からすると恐ろしい擬態です。

 

 

・まとめ

少しヒアリからは逸れてしまいましたが、毒を持っていたとしても弱者として、擬態しなければ生きていけない世界は恐ろしいですね。人間として今回の事態から学べることは、自分自身の立ち位置を理解することと、ヒアリを含めた危険なものを知り、適切な距離をとるということですね。